永代供養をする前に確認しておきたいポイントとは?

改葬するにはどういった手順があるのでしょうか?

いくつかの手順がありますが、法律的な手続きもありますので、しっかりと理解しておきましょう。
すこし煩雑な部分もありますので頑張ってください。
 
1番目は「新規に納骨をする施設との契約」です。
今の遺骨をどこに移して、どんな方法で供養するのかを決定するのですが、供養方法としては永代供養が多くなっています。
それ以外には海洋散骨など映画の影響もあって選ばれる人もいます。今は個人のお墓を持たないようにする傾向にあります。
 
改葬する前に、親戚に了解を貰っておくことが大事です。「そんなこと聞いてないよ!」とか「勝手なことをして!」と文句がでないようにしておきましょう。
遺骨を移す施設が決定したら、新規の納骨先の管理者に「墓所使用承諾証」や「受け入れ証明証」を発行してもらいます。
 
2番目は「墓石の移動を依頼する石材店を決めること」です。
今のお墓を撤去する費用が必要になります。相場的には60万円程度が改葬する場合に必要です。
さらに新しくお墓を建てるような場合は追加で工事費用や墓石の金額がオンされます。
 
石材業界は価格の相場がとっても不透明で漠然としています。
大きく費用が異なりますから、信頼できる石材店を選ばないと、法外な料金を請求されることもあるようです。
 
3番目は「今の墓地を管轄している市区町村役場で改葬許可申請書」の手続きをすることです。
申請書は窓口やインターネットで入手し、必要事項を記載します。書類のフォームは統一されているのではなくて、市区町村役場独自のフォームです。
場合によっては、移動する遺骨の柱の数の書類を全て作成しなければなりません。
 
4番目は「今の墓地を管理している責任者に改葬の承諾を求めること」です。
承諾を得れば「埋葬証明書」や「納骨証明書」などを発行していただきますが、署名・捺印が必要です。
このときに念押しをしておきたいのが、現在の墓地で檀家を続けるのかどうかです。
 
これからの付き合いをどうするのかをハッキリさせておきましょう。お寺と合意を得られないと改葬の手続きはストップしてしまいます。
トラブルが起きないように上手く交渉してください。
 
5番目は「今の墓地を管轄している市区町村役場で改葬許可証を発行してもらいます。
提出する書類は(1)改葬許可申請書(2)埋葬証明書(3)受け入れ証明書などです。
これらの書類を提出し、問題がなければ「改葬許可証」が交付されます。
 
6番目は「遺骨の取り出しと新しい施設への移設」です。
遺骨を取り出す場合には「閉眼法要」をしなければなりません。お墓から魂を抜くことです。
お付き合いのある菩提寺や霊園を管理している寺院などに依頼をします。余裕を持って日程を組んでおきましょう。
 
7番目は「新規に利用する納骨先の施設での法要」です。
納骨先の施設に発行してもらった改葬許可証を提出し、納骨したあと、お墓に魂を入れる「開眼法要」をします。
今現在の墓地の檀家を辞めた場合は別のお寺を探す必要があります。
 
以上のように、改葬はとっても複雑で面倒な手続きが必要になります。
これらは全て自分自身でしなければなりません。だからこそ永代供養をする人たちが増えているのも理解できます。
 
改葬ではそれぞれの機関に確認や手続きをしなければなりません。
とっても日数がかかりますから、スケジュール調整が難航します。
特に閉眼法要や開眼方法はお寺との調整が必要です。
新しく先祖代々墓を作る場合は、石材店にオーダーしてから2か月程度の日数は見ておいたほうがいいでしょう。
全体的には改葬予定日まで3か月はみておきたところです。