いくつかの手順がありますが、法律的な手続きもありますので、しっかりと理解しておきましょう。
すこし煩雑な部分もありますので頑張ってください。
今の遺骨をどこに移して、どんな方法で供養するのかを決定するのですが、供養方法としては永代供養が多くなっています。
それ以外には海洋散骨など映画の影響もあって選ばれる人もいます。今は個人のお墓を持たないようにする傾向にあります。
改葬する前に、親戚に了解を貰っておくことが大事です。「そんなこと聞いてないよ!」とか「勝手なことをして!」と文句がでないようにしておきましょう。
遺骨を移す施設が決定したら、新規の納骨先の管理者に「墓所使用承諾証」や「受け入れ証明証」を発行してもらいます。
納骨先の施設に発行してもらった改葬許可証を提出し、納骨したあと、お墓に魂を入れる「開眼法要」をします。
今現在の墓地の檀家を辞めた場合は別のお寺を探す必要があります。
以上のように、改葬はとっても複雑で面倒な手続きが必要になります。
これらは全て自分自身でしなければなりません。だからこそ永代供養をする人たちが増えているのも理解できます。
改葬ではそれぞれの機関に確認や手続きをしなければなりません。
とっても日数がかかりますから、スケジュール調整が難航します。
特に閉眼法要や開眼方法はお寺との調整が必要です。
新しく先祖代々墓を作る場合は、石材店にオーダーしてから2か月程度の日数は見ておいたほうがいいでしょう。
全体的には改葬予定日まで3か月はみておきたいところです。